気分も盛り上がる夏ですね!
今年も酷暑ということで…、生き延びるだけで大変な時代ですけれども。
どうも、真夏に生まれたアルビノ・エンターテイナー:粕谷幸司です。
(誕生日は8月2日)
さて、今年も各地で打ち上げ花火大会が開催される時期ですが。
いわゆる花火大会…、苦手なので行きたくないんです。
(僕と花火大会デートしたいと思っていた方ごめんなさい)
というのも、僕は生まれつき体内に色素がないアルビノで弱視だから。
場所取りが地獄
地域の大きな花火大会は、川沿いの無料観覧エリアとかにレジャーシートなんかを敷いたりして、昼間から場所取りしたりするじゃないですか。
嫌ですねー!
日焼けをすると大ヤケドで命に関わるアルビノの僕は、曇りの日だろうと日中に長時間屋外にいたくありません。
死んじゃうっ!
ましてや熱中症リスクも騒がれる近年では、場所取りなんて皆やらない方が良いでしょ。
「シートで場所を取ったら離れても良い」というルールがあったとしても…
本気ではぐれる
黄斑低形成によりメガネやコンタクトレンズなんかでは視力矯正できない弱視の僕らは、特に人混みではもう何も見えないのではぐれてしまいます。
場所取り成功したとしても、その場所から離れたら戻って来られません。
じゃあ「ガイドしてくれるパートナーと一緒なら」とも考えたりしましたが、そんなのマンガやアニメでも今どき描かれない「人混みではぐれて連絡も取れないガッカリ展開」にしかならないじゃないですかー。
ダサい。
そんな悲しい思いはしたくないし、パートナーにもさせたくないんです。
それでも、なんとか「手を繋いで絶対に離さないではぐれないで」いられたとして…
よく見えない打ち上げ花火
日の沈んだ空に打ち上がる大きな花火…。
それが「キレイだな」「風情だな」「楽しいな」と思う気持ちは僕にもあります!
けれど…、これまでの人生で何度か、そういった花火大会に行ってみたことがあるのですが、その経験からすると。
すぐ眼がチカチカしてきて(疲れて)視界もぼやけてきて、恐らく普通の人の3割以下くらいしか見えていないんです。
裸眼視力が0.1以下の人は「裸眼で眺めている」のをぜひ想像してみてください。
残念ですよねー!!
なので結論…
花火大会はテレビで見る
自宅のテレビなら、炎天下で熱中症と日焼けのリスクをおかして場所取りする必要がありません!
もちろん、人混みではぐれちゃうこともないし。
最近ではドローン撮影も極まってきていて、肉眼では見えるはずもない最高に美しい花火が見られます!
さらには、お酒とか食べ物とか好きなものを自由に楽しみながら、行きたい時には好きなタイミングでトイレにも行ける。
テレビ中継サイコー!
今年もテレビ東京では7月27日(土)夜6時30分〜「独占生中継 隅田川花火大会 2024」が放送されます。
小さい頃や10代・20代の頃は「テレビで花火なんか見て何が楽しいんだ」と斜っていた僕だけれど。
自分がおじさんになってみて、アルビノとしての人生をようやく受け容れられてきて、理解できるようになった。
一番安心できる自宅という場所で、美しい花火を見られるのは、この上ない幸せだ。
なので僕を花火デートに誘いたい方は必然的に家デートになりますことをご了承くださいませ。
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