どうも!
健康診断の視力検査では0.1くらいの弱視!
調子が良いと0.2も出ちゃうから微妙なんですよね〜。
(もちろん矯正視力(遠見視力)は上がりません)
アルビノ・エンターテイナー:粕谷幸司です。
今回はメガネについて。
ルーペ代わりのメガネは「室内作業用」
僕のスタイルとしては、外を歩くときは度付きのメガネはかけません。
(逆に周りの景色がぼやけるので)
室内でPC作業をしたり書類や本を読んだりするときにだけ使用します。
老眼鏡をお使いの方は「老眼鏡のまま出歩かないイメージ」だと伝わるかもしれません。
なので感覚的には「普通の人でいう虫眼鏡(ルーペ)の代わり」で遠視用メガネ(凸レンズ/プラスレンズ/近用レンズ)を使っています。
実は大学生のころなんかはテキトーに100均の老眼機なんかで過ごしていたりもしました!
(構造的には凸レンズ/プラスレンズで同じだからね☆)
…なんてことはさておき。
2013年ごろに、それまでとりあえず「場当たり的に適当に買っていた」自分を見直して。
ファッションとしても「少しはマトモなアイテムを使おう」と思い立ち、Zoffでブルーライトカットレンズのものを作って、愛用することにしました。
(この時はステージに立つことも考えて「眩しさ軽減のために」あえてカラータイプを選んでいました)
ともあれ、そこからしばらくして…
2020年には、その白いフレームのメガネがずいぶん黄ばんでしまったこともあり(笑)「最新の自分のスタイル(ビジュアルイメージ)に合わせて買おう」と、現在まで使い続けている2本のメガネを購入したのでした。
そして現在。
40代にもなり、けれどエンターテイナーとしての立ち位置はまだ何ともアレで…
どうにも「先が見えない」現状もあり。あとブラックフライデーセールもあって。
新しいメガネを買いました!
しかも「ブルーライトカット無し」で!
デザインは「CLASSIC VINTAGE」
ブラックフライデーセール対象の中から、まずデザインを選ぼうと考えた僕。
40歳を越えて、これからのキャラクターのアイコンの1つになるメガネ。
快活さというよりは落ち着きを、年齢を重ねた経験や見識をもっていきたい…なんて想いを込めて。
青く染めた髪に、地毛の白い髪が混じり合い、ソーダ色になっているのがモダンというか。
それに「厚みと丸みが特有のプラスチックフレーム」の黒縁メガネを合わせてみました!
アルビノ・エンターテイナーとしての大人っぽい渋み、出てますか?
なんか「ロマンスグレー感」も出てるなあ(笑)いやブルーだけども〜。
来シーズンごろには元のアルビノ・ピュアホワイトに戻しますからね〜。
レンズはあえて「ブルーライトカット無し」
お持ちの方や、興味がおありの方はお気付きだと思いますが。
新しく買った黒縁メガネはブルーライトカット無しなのでレンズが完全に透明です。
これまで使用していた画像の真ん中・下の2つは「ブルーライト約50%カット 非球面薄型」のもので。
薄く黄色っぽくなっているのがおわかりかと思います。
(そして照明の反射が青い〜)
この黄色みが、ブルーライトカットの肝でして。
スマホやPCでも「夜間モード」にすると画面が暖色系になるように、刺激の強い青色を軽減するために黄色いフィルターをかけることで、ブルーライトを軽減するわけです。
…この、ブルーライトカットが逆に邪魔に感じたので、僕はこれから「ブルーライトカット無し」にすることにしました。
画像加工などで色彩感覚がバグる
普通のスキンカラーの人の写真は、たとえば暖色系の照明で「黄色っぽい色味」のまま撮影しても、黒い髪色の質感が際立ったり、雰囲気が強調されて素敵だと思うのですが。
僕のようにアルビノカラーの人を撮影する時は、色温度とホワイトバランスの設定に注意が必要です。
黄色っぽく撮影した後にデジタル補正で色を修正しようとすると、元のスキンカラーが正確に再現できなくなる現象に頻繁に遭遇したりします。
そして前述の通り、ブルーライトカットレンズを通して見ているのは「ほんのり黄色い」像なので。
これを忘れて画像を補正してSNSに上げてみたりすると「妙に青い」とか「微妙に赤い」とか…変な色味で公開することになってしまったりします。
特に僕は、自分のアルビノカラーを「なるべくそのまま」発信したいと思っているので、色調整には気を付けるようにしています(でも色弱でもあるのですがね…)。
そんなわけでこれまでは…
PC作業をする時にメガネをかけて、
画像・写真をいじる時にはメガネをはずして、
よく見えないなりに色を確認して、
メガネをかけ直して作業再開して…という、
間抜けな手間がかかっていました。
まあ、多少の「見え方(感じ方)の違い」なんて「普通の人」には概ね問題にならないのですが…。
青い目の色の僕の場合
僕の場合は、自撮りをする時なんかにブルーライトカットレンズで暖色がかかってしまって目の色が変に変換されているのも気になっていたりして。
この画像のメガネの「青い反射」が完全なるブルーライトカットなのですが、よく見るとレンズ部分はほんのり黄色味がかってしまっていますよね。
この状態だと特に「瞳の色」が正確に再現されません。
写真撮影をする場合の[光の流れ]としては…
照明の色→ブルーライトカットレンズ→瞳に反射→ブルーライトカットレンズ→カメラに写る
という過程で、暖色のフィルターが2回もかかってしまっているので…
ブルーライトカットのメガネをかけたアルビノの僕を撮影すると…
青い瞳はグレーに写ることになるのです。
心に悪影響を及ぼしてしまうという説も
毎日、日常的に「暖色フィルター」であるブルーライトカットレンズを使用していると、心に影響を及ぼしてしまう説もあります。
小児のブルーライトカット眼鏡装用に対する慎重意見(PDF)
※公益社団法人 日本眼科医会
まあ…あくまで現時点では「意見」に過ぎないのですが、僕にとっては前述のように「写真(画像)の色彩感覚」への影響が確かにありまして。
色彩感覚がバグってしまっているというか…、メガネを外した裸眼状態で、普通の室内や外の景色も「より青く見えて(感じて)しまう」ような気がしたりしています。
まだ解明されていませんが…、ブルーライトカットレンズを日常的に使用していることによって「メガネを外すと以前より眩しく感じる」とか、少しでも違和感がある場合は、ちょっとご一考いただいてもいいかと思います。
値段はお安く自分に適したものを
今回Zoffのブラックフライデーセールで僕が買ったのは下記のようなスペックです。
・フレーム(セール価格):¥6,600
・レンズ(度付き・近用):¥7,700
(非球面薄型167・ブルーライトカット無し)
そう高くはないものですが、40年以上向き合って考えてきた自分の目に合ったものを選んでいるので、専門機関で高額を費やしてつくったものより気軽に日常使いできますし、デザインも好みで選んでますし、かなり満足しています!
(専門医でも「弱視の見えなさ」には個人差がありまくって全員にちゃんと対応できるとは言い切れないと思ってます)
ただ…、今になってこの記事を書くためにまた商品ページ見たら、在庫処分のためなのかブラックフライデーセールよりもっと値下げされてたのだけ不満ですけどね!
この経験を現代の皆さんへ
「非球面薄型レンズ」も「ブルーライトカット」も、僕の小さいころにはありませんでしたし、普及するまでは「かなり高額」だったりしました。
最近では「紫外線の量によって、レンズの色の濃度が変化する」調光レンズもわりと手頃になりましたが。
これもひと昔前は高額でした…。
医学についても、インターネットにより開かれた情報化社会で一気に進歩したと言えます。
そういえば昔話として「視力が弱い子はよく見えるように黄色いレンズのメガネ」をかけさせていた時代がありました(僕は経験したことがあります)。
まあ実際にそれが合う人もいたのでしょうが…、アルビノの僕にとっては「強烈に眩しく感じるし色がメチャクチャで気持ち悪いし無理」でした。
「それまで言われていた常識」も、簡単に覆せるのが現代です。
選択肢も幾つもあるんです。
100均の老眼鏡で過ごしていた僕…。
「さすがに…」と今は思うけれど、でも安くてそれなりで「一時しのぎ」としては充分でしたよ!
幼い頃にかなり高額のメガネを持たされていた僕…。
正直「値段なんか知らないけど使いづらかった」ね!
調光レンズなんかより帽子を被っていたかったよね〜
外で遊ぶ時は近用レンズは外した方が良かったんだよ〜
そしてブルーライトカットレンズ…
世の中で言われてるから「疲れが軽減されている」と思ってたけど本当のところはわからないね!?
自分で試してみて、体感して、合わないなと思ったらそれも素直に認めて。
本当に自分に合うモノを選択していきましょう。
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