「アルビノで弱視の僕は…」幼い頃から かくれんぼ などの遊びが好きにならなかった

物心ついた頃にはもう、自分の視力が周りの人よりだいぶ弱い、ということを認識していた。

僕が生まれたのは昭和58年。
「テレビを見てると目が悪くなる」と強く言われていた時代。

テレビが大好きだった僕は、夢中になるあまり本当に“くっつくほど”画面に近づいてテレビを見ていた。
「離れて見なさい」とは言われていたけれど、僕にはもう「離れたら見えないじゃん」ということは理解できていた。

また、アルビノ、弱視なんて言葉は知らなくても、自分の目はメガネをしても周りの人と同じように見えるようにはならないんだ、とも、漠然とわかっていた。
これは、親が眼科やメガネ屋さんに僕を幾度となく連れていき、そして難しそうな顔をして帰ってくる姿から、充分に知ることが出来た。
実際、僕自身も、検査の段階で本当に見えないから「見えない」と繰り返し口にしていて、目の前の大人が困った顔をしていることからも「ああ、僕の目は困るんだな」と、漠然と把握していった。

僕の実家は親戚がたくさん遊びに来てくれる、なかなか賑やかな家だったのだけれど。
幼い頃は、何して遊べば良いのか、とても試行錯誤していた。

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アルビノの僕はこの国で“スーツに帽子”のスタイルも実現したい

帽子のメーカーさん、お話どうですか!?
スーツに似合う帽子、欲しいなあ。

サングラスの粕谷幸司

どうも、アルビノ・エンターテイナーの粕谷幸司です。
Twitter(@96mouse)フォローもお願いしてます。

さて。
先に、僕がブログ寄稿しているハフポストに記事を上げたのですが。

日本って、帽子に厳しいですよね!?
オシャレでかぶる分には、まあ許容されているんでしょうけれど。
社会人が、大人が、帽子をかぶってるのに、なんか厳しい。

「寺社では脱帽」「室内では脱帽」「会話の際は脱帽」
大人の常識・マナーとして、帽子は脱いでいるもの。
長らくそれはこの国で決まりごととされているので、常識なので、そうなんでしょうけれども。
「…なんで?」というシンプルな問いに、シンプルに明確に答えてくれる人はあまりいない。

「失礼だから」と言うけれど、その、何が失礼なのか…?
少なくとも、オシャレが主目的ではなく、機能的に必要としている僕からしたら、帽子をかぶっている=失礼、とは思わないでもらえると嬉しいな。

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アルビノ少女の長編サスペンス小説『呪術』(初瀬礼・新潮社)発売

この小説は、素直に言って面白い!
しかもアルビノの少女が主人公で、僕がちょこっと関わらせてもらったので。
イチ推します。

アフリカ大陸で今も受け継がれる「呪術」。多くは快癒や商売繁盛のための呪いだが、中には呪いで相手を死に至らしめる呪術師もいるという―。仕事でモロッコを訪れていたツアーコンダクターの麻衣は、突如テロに巻き込まれる。ピンチをくぐり抜けた後、偶然救うことになったのは、呪術師に追われるアルビノの少女・ケイコだった。その肉体は、呪術の最高の材料だというのだ。麻衣はケイコを連れ日本に渡るが、待ち受けていたのはさらなる危機。不穏な動きを察知した警視庁公安部の「落伍者」園部と共に、「敵」を迎え撃つ計画を練るが―。

このブログでも、僕のTwitterでも時々話題にしている、現代に“実在する「アルビノ狩り」の事件”を題材に、裏社会、警察、メディア…、様々な世界が交錯するサスペンス小説。

長編小説を読むのが久しぶりだった僕は、少し気張ってページを開いたのだけれど。
アルビノについても丁寧に取材した上で描かれてるし、テンポ感も良く、ドキドキしながらアッという間に読み切ってしまいました。
特に、舞台を日本に移した後半のスピード感は、頭の中でもう実写化しているように一気に楽しめましたねえ。

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