時代は変わったんですよ。
熱中症対策としても、日焼け対策としても、男の子でも、アルビノじゃなくても日傘を使いましょう!
僕は生まれつき体内に色素がない遺伝子疾患のアルビノなので、日焼けをすると大ヤケドになってしまいます。
小さい頃から色々な日焼け対策を意識してきたので、今もよく「どんな日焼け対策をしていますか?」と質問をいただいたりするのですが。
ひと言で言えば日光(紫外線)を浴びないことがすべてなんです。
日中、屋外に出ずに日光を浴びなければ、日焼けはしません!
…とはいえ、それでは普通の生活は出来ませんので(笑)
「帽子を被る」「長袖を着る」「長ズボンを履く」という、極めてシンプルに肌を出さないのが一番とお答えしています。
しかし…、近年の夏は暑すぎる!
速乾性の生地を選んだところで、長袖・長ズボンは暑い。
そこで、日傘ですよ!
大きなものを使えば、少なくとも上半身をすっぽり日陰に出来ます。
日陰の中にいれば、日焼けはしにくい。当たり前のことですが(笑)
(周囲からの反射によりどうしても紫外線は届いてしまいますが)
しかも最近は晴雨兼用のものが多いので、突然の雨にも役立ちます。
毎日の持ち物として、日傘を1つ組み込むだけで、アルビノの僕でも身軽に半袖で外に出られるというものです!
(それでも長時間は危ういですが…)
この数年の酷暑で、男性も日傘を活用しようというムーブは起こりつつあります。
けれど、特に昭和生まれの方々の中にはまだ「男が日傘なんて…」という考え方の人も多いようで。
いや!中年以上の僕らこそ!
日傘を使ったほうが良いですよ!
熱中症は命に関わりますからー!!
さらには、街を歩いていて「(日傘)邪魔だな」「迷惑だ」と難癖をつけてしまう心の狭い方もいるのだとか。
…可愛そうだなー!日傘の良さを知らないんだな〜。
羨ましいなら素直になればいいのに、自分の気持ちに。
かくいう僕も、30年くらい昔は「男が日傘なんて…」と思っていました。
だって、そのころにはフリルがフリフリだったりレース?的なものだったり、女性らしい女性モノしか無かったんです。
だから母親に「日傘、使う?」と言われても「嫌だ!」と答えていました。
男の子だから。
「じゃあ代わりに」と、雨傘を日傘に使ってみたこともありましたが、やっぱり変でしたし!
黒っぽい雨傘は、物理的に日差しを遮れるものの、内側にめちゃくちゃ熱がこもって暑かったんですよねー。
それから時代は大きく変わりました。
デザインは、スーツの男性が持っても違和感ないシックなモノも多くなり。
機能的にも晴雨兼用で、外側は反射性の高い白など明るい色・内側は逆に黒などで反射を少なく、熱がこもりにくい設計のモノが増えました。
そして男女、大人子供を問わず「熱中症対策に日傘が有効」と環境省から広報もされているわけで。
もう、アンチ日傘の人々の方がマイノリティとしてしまって、マジョリティの日傘ユーザーが社会を動かしていってしまいましょうよ!
男女、関係なし!
小中学校?高校の校則より健康第一!
社会人ならむしろ環境問題も意識したスタイルの方がスマートでしょ。
おばさんもおじさんも、おばあちゃんもおじいちゃんも、長生きするなら…わかりますでしょ?
みんなで日傘を使って、どうかご安全に酷暑を乗り切りましょう〜!
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