アルビノの日本人エンターテイナー:粕谷幸司の公式ブログ。アルビノについてやエンターテインメント関連など、好きなこと気になること伝えたいことを大切に、書き留めて発信しているWebサイトです。

タグ: リスク

  • 「今どき大企業こそ見た目での差別はリスクですから」と明確に聞けて!未来への希望を感じられた面接の話

    「おぉ〜、すごいインパクト!」

    Zoomでのリモート面談の時間になり、画面がオンラインになった瞬間、担当の方はとても明るく面白そうに言った。

    「そこまで(の髪色)にするのは(ブリーチ)痛かったでしょう?」

    興味津々といった様子で、そしてどこか羨望のニュアンスを含んで発せられたその言葉に、僕は嬉しく感じながら、いつもの説明をはじめた。
    (多分、少しニヤけてしまっていたんじゃないかと思う)

    僕は、生まれつき体内に色素が無い“アルビノ”という体質で、
    この髪色も、肌の色も目の色も天然モノなんですー。

    今回エントリーしたのは、大企業向けのコンサルティング会社で。
    Web応募からは氏名・学歴・職歴などのデータはお送りしていたものの、顔写真の添付は求められていなかった。

    とはいえ、募集要項などを見る限りインターネットリテラシーは高い会社だと思っていたので。
    エントリーから書類選考、そしてWeb面談までの間には名前検索くらいはしてみるものかと思っていた。
    僕の場合は軽く検索してくれれば、プロフィール画像とともにこれまで発信してきたものが山ほど引っかかるはずで…、なのでちょっと(あぁ初見なんだ)と思いもしたけれど。

    まあ…、同姓同名もいるし、自己発信のプロフィールは信憑性の保証も無いし。
    応募者の名前をいちいち全員検索するほど暇でもないか。


    「髪色や髪型や服装で判断することはありませんので」

    面接担当者はそう言って、改めて会話を進める。

    (さらに…)
    「今どき大企業こそ見た目での差別はリスクですから」と明確に聞けて!未来への希望を感じられた面接の話
  • [日記]言い訳

    アルビノの僕は、これまでの人生経験から、日焼けは絶対にしない方が良い!と、確信していた。

    日焼けをすると、本当にしっかり火傷になる。熱くて苦しくて、痒くて痛くて、水ぶくれが潰れて気持ち悪いし、赤くなった肌は数ヶ月も治らない。そんな大怪我、しない方が良いに決まってるでしょ。

    だから基本的には…「日焼けすることはやらない」と決めていたのだけれど。

    世の中には、日焼け止めを塗りたくって(それでも日焼けしてしまうリスクが高いのに)水泳や陸上競技なんかのスポーツに挑む人がいる。日焼け止めを塗りたくって(ものスゴく丁寧に洗い流す面倒臭さも知りつつ)半袖シャツやショート丈のボトムスでファッションを楽しもうとする人がいる。

    「そんな無理しなくても…日焼けすることはやらなければ良いのに」と、ずっと思っていた。

    けれどふと、彼ら彼女らは純粋に「アルビノをやりたいことの言い訳にしたくない」のではないかと思い至った。

    日焼けという大怪我をするリスクや、日焼け止めを洗い流す面倒臭い手間を取ってでも、やりたいことがあるから。やりたいことを出来ない言い訳に、アルビノを使いたくないんだ。

    その強い意思。素晴らしい。

    とはいえ僕には、全治数ヶ月の怪我(日焼け)をしてまでもやりたいことは、やっぱり無いけれど。