アルビノの日本人エンターテイナー:粕谷幸司の公式ブログ。アルビノについてやエンターテインメント関連など、好きなこと気になること伝えたいことを大切に、書き留めて発信しているWebサイトです。

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  • 「今どき大企業こそ見た目での差別はリスクですから」と明確に聞けて!未来への希望を感じられた面接の話

    「おぉ〜、すごいインパクト!」

    Zoomでのリモート面談の時間になり、画面がオンラインになった瞬間、担当の方はとても明るく面白そうに言った。

    「そこまで(の髪色)にするのは(ブリーチ)痛かったでしょう?」

    興味津々といった様子で、そしてどこか羨望のニュアンスを含んで発せられたその言葉に、僕は嬉しく感じながら、いつもの説明をはじめた。
    (多分、少しニヤけてしまっていたんじゃないかと思う)

    僕は、生まれつき体内に色素が無い“アルビノ”という体質で、
    この髪色も、肌の色も目の色も天然モノなんですー。

    今回エントリーしたのは、大企業向けのコンサルティング会社で。
    Web応募からは氏名・学歴・職歴などのデータはお送りしていたものの、顔写真の添付は求められていなかった。

    とはいえ、募集要項などを見る限りインターネットリテラシーは高い会社だと思っていたので。
    エントリーから書類選考、そしてWeb面談までの間には名前検索くらいはしてみるものかと思っていた。
    僕の場合は軽く検索してくれれば、プロフィール画像とともにこれまで発信してきたものが山ほど引っかかるはずで…、なのでちょっと(あぁ初見なんだ)と思いもしたけれど。

    まあ…、同姓同名もいるし、自己発信のプロフィールは信憑性の保証も無いし。
    応募者の名前をいちいち全員検索するほど暇でもないか。


    「髪色や髪型や服装で判断することはありませんので」

    面接担当者はそう言って、改めて会話を進める。

    (さらに…)
    「今どき大企業こそ見た目での差別はリスクですから」と明確に聞けて!未来への希望を感じられた面接の話
  • [日記]孤独とは

    孤独とは何だろう?と何度となく考えてきたけれど、そんなことを思う僕はいま、孤独の前に立っているのかも知れない。孤独を考えているいまにこそ孤独は存在する。

    家族と暮らす人の前にも孤独は有る。学校や会社みたいな集団の中に居る人にも。そう孤独とは、一人きりになることじゃない。逆を言えば一人きりだろうと楽しく過ごしているのなら、そこに孤独は無い。

    ただ、話したいことを話せる相手が居るかどうか。それは…「なんでも聞いてくれる人」ではなくて。そして「なんでも話せる人」なんて幻想でもなくて。関係性や立場や考え…、色々な条件が適度に合う「話したいこと」を「話せる」相手。

    マンガなんかの悪者のボスは大抵、最終決戦でよくしゃべる。その瞬間に孤独から解放され、救われはじめる。正義について誰よりも考え続け、けれど本当にわかり合える仲間は現れず…、やっと話したいことを話せる相手(正義の主人公)と対峙できた時に、永く永く抜け出せずにいた孤独の闇から、解き放たれるのだから。

  • [日記]お誕生日ありがとう

    「エンタメ系はどこもブラックでしょ」と、何気なく発した友人の言葉が、ほんのり耳に残っている。確かにそういうところは…多い。けれど、試行錯誤しながら労働環境を改善しようとしている人がいるエンタメ系の会社も、あるんだけどなあ…。まあしかし、そんな風に「好きなんだから劣悪な環境でも」と思えてしまう気持ちはあって、その足元を見て酷使しちゃう人がいるのも、拭えない事実で。

    幸せを確かに感じられている人たちこそが幸せを、楽しさが絶えることなく心に在る人たちこそが楽しさを、多くの人へ届けられる世界が絶対に良いよね。

    生きるのに慣れてきた。そう感じた39歳の誕生日。昔の偉い人は「四十にして惑わず」と言ったらしいけれど、まだまだ惑うこと多き日々だ。しかし慣れてきた、と思うのは、最近、無意識に生きているところがあるな、と意識したから。緊張して、熟考して、意識して不慣れなことをする機会は減り。ある程度のことはこれまでした経験のあることの延長線上にある。それでも、適当に生きられるほど器用ではないのだけれど。

    ところで今年の誕生日も、幸せに迎えることができた。ファンの方からはTwitterやAmazonほしい物リストから、知人友人たちからはLINEやメールで。家族とは別件も交えてだけれど連絡をしたし、6年ほど前から(もう連絡を取ることもないのかな…)と思っていた方からLINEギフトをいただいて驚いたり。本当に生きている意味を感じるから…、また来年の誕生日に向かって、生きていこう。