煙草が果たして肺ガンの主な原因なのか?と国の資料を見ても疑問に

この記事は約2分で読めます。
当ブログは商品紹介の際にアソシエイト広告を使用することがあります。ページ内のリンクを介して商品を購入すると著者に収益が発生することがあります。

喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなります。
“妊娠中の喫煙は、胎児の発育障害や早産の原因の一つとなります。”

煙草のパッケージにデカデカと、さまざまな“喫煙に対する注意”が記載されるようになってから、もう数年。

おそらくその通り「原因の一つ」であることは間違いないのだろうとは思いますが。
今回、なんと「必ずしも肺ガンの“主な原因”が煙草とは限らないんじゃないか」というような資料が発表されたそうです。

喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなります。

NEWSポストセブン|喫煙率 21年で男性23.1%減、女性1%減も肺がん死亡者急増

喫煙率と肺がんの相関関係を見てみると、日本人の成人喫煙率は、平成元年の調査で男性が55.3%、女性が9.4%だったものが、平成22年には男性32.2%、女性8.4%まで減少。一方厚生労働省の資料 によると、肺がんの死亡者数は2万人台だった1980年代に急速に増加し、1999年には胃がんを抜いて、がんの部位別死亡者数1位に。その後も肺がんによる死亡者数は増え続けており、2007年にはおよそ6万6000人が肺がんにより亡くなっている。

こちらの記事によると、厚生労働省が公開している参考資料にある「がん対策」に関わる「がん患者数の年次推移」や「がんの主な部位別死亡者数の年次推移」を、喫煙者数の統計データやその推移と照らし合わせると。

幾多の禁煙・分煙運動による成果か、日本の喫煙率は順調に減少傾向にあるにもかかわらず、肺を含む気管・気管支のガンでの死亡者数は増加の一途をたどり、2000年代では完全に、それまで数十年間トップであった「胃ガンでの死亡者数」を抜き、ダントツで「気管,気管支及び肺」のガンでの死亡者数がもっとも多いという結果が出ているようです。

喫煙者数は減少し続けているのに、肺ガン死亡者数は増加傾向

この結果を見ると、うぅむどうしても。
「肺ガンでの死亡者数を減らしていくための対策として、煙草だけをやり玉に挙げるのはいかがなものか?」と、思ってしまわざるを得ませんね…。

何が正しいのか、何が間違っているのか、というのはハッキリさせづらいところで。
そんなことより煙草は体に悪いので、吸わないに越したことはない、というのは変わらないとは思うのですが。

かといって「煙草を吸ってると肺ガンになるぞ!」と言われてきた不明確な事実が数字として見えてくると、そういったすべての“警鐘”が正しいとも限らない、ということは曖昧ながら思えてきますね。

上記の記事ではさらに、「メタボリックシンドローム対策」や「震災後の電力不足」などを例にあげて。
「果たして政府などの発表をそのまま鵜呑みにしていいものか?」というようなメッセージを伝えられています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました