どうも!
アルビノやエンターテイメントなどを中心に情報を発信しているKASUYA.net、アルビノの日本人エンターテイナー:粕谷幸司です。
世界最大規模の国際写真コンテスト[ニコンフォトコンテスト 2018-2019]で、スペインのSara De Antonio Feuさんが撮影した、ガーナのアルビノの子の写真作品「Ayimpoka」が、Next Generation 部門で金賞(Gold Prize)を受賞したそうです。
Ayimpokaはボルガタンガ(ガーナ)の小さな町に家族と住んでいる。長年、アルビノ(先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患)の人々は差別と迫害を受けている。アルビノの子どもたちが、呪術を信仰する人々によって殺害される場合もある。しかしAyimpokaの家では、誰もが彼女を愛し、守っている。地元のNGOは週に一度彼女の世話をしている。この撮影をした日、彼女はマラリアから回復し、一日中日光浴していたので、かなり日焼けしていた。
写真作品を見てあまり邪推するのも野暮ですが。
差別、迫害、呪術信仰。そして、マラリアから回復したその日に一日中日光浴をして日焼けしているという医学・情報の未成熟さ。
込められているストーリーに、思わず言葉を飲んでしまいます。
プレスリリース Nikon | ニュース | 報道資料:50周年を迎えた「ニコン フォトコンテスト 2018-2019」入賞作品決定 を読んでみると。
テーマ性、メッセージ性の強さやクリエイティビティなど様々な観点から審査が行われ、各部門の応募形式ごとにGold Prize、Silver Prize、Bronze Prizeの作品が選出されました。さらに、「応募者が選ぶ特別賞」、そして第37回から新設したニコン社員が選ぶ「NPC50周年特別賞」に各1作品が選ばれました。
なお、各部門のGold Prize受賞作品の中から選ばれる「グランプリ」は、2019年8月23日に都内で開催する授賞式にて発表します。
…とのことで、もしかしたらこのアルビノの子の写真作品がグランプリに選ばれるかもしれません。
また、他の部門の作品、各入選作品は、2018-2019 受賞作品 | ニコン フォトコンテスト のページで見られるほか、8月24日~9月1日の9日間、「ニコン フォトコンテスト」受賞作品展を、クリエイティブな活動の拠点として注目される東京都渋谷区の複合施設「渋谷キャスト」で開催するそうです。
夏休みの終わりに、世界中のストーリーを写真で感じられる貴重な時間を過ごせるかもしれません。
★ 2019年8月23日 追記
なんと!
この作品が本当に「ニコン フォトコンテスト 2018-2019」でグランプリに輝いたとのことです!
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