2018年11月に、それまで2ヶ月に1度おこなわれる聴取率調査で数字を上げるために実施していた「スペシャルウィーク」をやめる!と宣言したTBSラジオが、radikoを通じてラジオ番組を聴取する自局リスナーのログデータをリアルタイムで可視化するデータダッシュボード「リスナーファインダー」の運用を開始したそうです。
生放送スタジオなどに表示することによって、番組制作に活用できるデータダッシュボード「リスナーファインダー」をPeopleDrivenDMPをベースに電通が開発。TBSラジオはこのダッシュボードの採用を決定し、運用を開始致しました。
TBSラジオがラジオリスナーをリアルタイムに可視化するデータダッシュボード「リスナーファインダー」の運用を開始|株式会社TBSラジオのプレスリリース
「本ツールは精度向上のため3月末までは試験運用し、4月以降本格サービスインを予定しています。」とのことですが、他局もきっと本格導入に動くでしょうね~。
これまでの「対象期間に、いつ、どのラジオ局(番組)を聴いていましたか?」というアンケートのようなアナログな調査は、時代的にもちょっとアレですしね…。
ラジオ個人聴取率調査 | ビデオリサーチにも「ラジオは自宅内だけでなく自宅外でも聞かれるメディアですので、機械式テレビ視聴率調査のようにラジオに測定機を取り付けるわけにはいきません。」という一文があり、だからこれまでのような調査方法でやってきた、という歴史があるのですが。
…時代です!変わりましょう。ということですね!
「アレクサ、ラジコをひらいて」でもラジオが聴けたり。
「クローバ ラジオつけて」でも聴けたり。
Googleアシスタント搭載のGoogle Homeなどでは「OK グーグル ラジコで(ラジオ局)聞かせて」でもラジオを聴けたりします。
もちろん、スマートスピーカーやスマートフォン・PCブラウザのradiko以外の、今までのAM/FM電波でのリスナーは無くなることはないでしょうし、特に災害時などではそういったアナログ受信が最重要になりますから。
消えゆくわけではないにしろ、大きな動きは時代とともに変わること、だと思います。
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