#odf とても気持ちの良い“完結編”でした!

踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 話題
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イントロからオープニングのタイトルクレジットまでからしてもうっ、グイグイ来ました!
「踊る大捜査線…、結局まぁまぁ好きだったな…」と思う方は、ぜひ観てみてください~。

踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
9/7公開!『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』

(ネタバレはしません)

特に今回は、本当に最後!っということで。
冒頭のシーンでも「店仕舞い」的なセリフ回しがふんだんに散りばめられていて。
ファンとしては1シーン、1カットに、色んな思いが入ってしまって、テンポの良い映像表現に、まさに惹き込まれながら楽しませていただきました。

そして、TVシリーズから各スペシャル・映画の様々な「フリ」を、どんどん惜しげも無く消化していく…。
それが本当に気持ち良くて、素晴らしくキレイなフィナーレだなぁと、感心すらしました。

また、ギャグなり小ネタも冴え渡っていたし、なにせそんな「踊るシリーズの幕引き」を見届けようと空間を同じくした“客席”ですから。
久々に、映画館で声を出して笑いましたし、他の見知らぬ同志と一緒に、楽しめました。
それだけでも、映画館で観て、良かったかなぁ。

今作には、本当に本当に、制作サイドがみんな“全部”を賭けたのだろうなぁと感じました。

『踊る大捜査線』で一貫して描かれてきた「組織」と「正義」。
それが最もややこしく、最も主軸となって、作品をまとめあげていました。

「チーム」にいたっては、先に放映された『踊る大捜査線 THE LAST TVサラリーマン刑事と最後の難事件』にて描かれた通り、ひとつの“理想の現場像”に近づいたモノを形成している。
けれど上層部は相変わらず腐っていて…、というような、現場との確執がこれまでで最悪の状態になっている。
本当のラスボスは、やっぱり「組織」ということかなぁ…。

それにしても、僕は青いのかも知れないけれど…、やっぱり君塚さんの脚本と本広さんの映像が、好きだなぁ。
エンターテイメントですよ、まさに。
クチャクチャに伏線(…いや、やっぱり小ネタ?)を張り巡らせて、散らかして。
そんなムチャクチャをいとも簡単にお片づけしてサラッと笑わせてスッキリさせてくれる。

僕が「シナリオライター」を目指した頃、正直、ドラマシリーズの『踊る大捜査線』で勉強していた。
僕が大学で少し「映画づくり」をしていた頃、スペシャルや映画の『踊る大捜査線』で勉強していた。
あの格好良さと、間抜けさと、けれどキリッと締めてある感じに憧れ続けていたのです。

だからやっぱり、好きでした。最終作は。

もちろん、コレは“刑事モノ”なので、事件が起こるのですが。
正義が歪んだ先にチラつく悪の存在、という、けっこう込み入った展開に圧倒されました。
こういう作り方、やっちゃうんだなぁ…最後だから。
そんなふうに唸ってしまいました。

あとは…、池袋HUMAXシネマズが、なかなか良かった(笑)。
ヘリとか発砲とか、そういう音がガッチリ爆音で出てくれました。
音は、映画を楽しむ上でかなり重要ですからねぇ~。

…グダグダと長くなりましたが。
本当に楽しんでまいりました。

コレまでの『踊る大捜査線』シリーズのファンなら、120%楽しめる作品だと思います!
正直…、サービス満載だったので、これまでのシリーズにハマらなかった人は、さほど楽しめないのかも知れませんが。

いやぁ良かった。
久々に映画、楽しかった。

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