ど~もっ!
アルビノ・エンターテイナーの、粕谷幸司(かすやこうじ)です。
さて、先日4月3日、インターネットテレビ局AbemaTVのニュースチャンネル番組「AbemaPrime」で「見た目問題」についての特集がありまして。
そこで放送されたインタビュー映像内に出演したのですけれども~。
もしかしたら、鮮やかにスベってしまったのかもしれない…!と思ったので、なんとなく反省文っぽく、したためておきます。
実は100万人が抱える”見た目問題” 当事者たちの生きづらさとは | Abema TIMESの記事にまとめていただいているので、ぜひそちらもご覧いただきつつ…。
映像の中で僕は…、
アルビノという生まれつき僕が持っていたものと、エンタメという僕が一番人生の中で大好きになったもの、この2つ。僕の人生そのものをこの2つが構築しているんだろうと思うので、アルビノがなかったらこんなに幸せにならなかっただろうなと思う
…と、相変わらずの感じで話していたのですが。
正直、ちょっと浮いてる感じで(この人だけ何言ってるんだろう…?)感が否めなかったような気がして!反省してます!(笑)
「見た目問題」も、アルビノも、素直に言えばいまのところ、まったく一般認知されていないんですよねえ。
それを自覚というか、僕自身がわきまえておかないといけないよなあ…と。
僕は、このアルビノについて、33年も考え(寄り添い)続けてきたわけで。
しかもこの十数年は発信者として、現代のアルビノの第一人者的な立場を自認して活動し続けてきたから。
僕の中ではとっくに当たり前だし、いまさら「アルビノとは何ですか?」とか聞かれることに飽きちゃってるところが、あるカモと、今回、改めて反省したんです。
なんというか、そう、内輪ネタ感、とでも言うか。
アルビノについて、詳しいかどうかはおいといて、「知っている」という人のほうが圧倒的に少ないんだ、ということを、再確認しておかないといけないなあ、と。
まだこの世界で当たり前になっていないことを、僕だけ当たり前かのように話していても、それは浮くよなあそうだよなあ、と。
https://twitter.com/chibicode/status/33769337827368960
何年も前に、一部でとても話題になった言葉があるけれど。
イノベーションというのは「未来にある普通のものを作ること」なのです。
…まさに、その通りで。
僕は、はやすぎている、と感じました。
「見た目問題」も、アルビノも、まったく普通じゃない現代で。
僕はこのイノベーション意識というか、未来の普通をどのようにつくるか、みたいなところを強く持って進み続けてきたのだけれど。
いま普通じゃないことを、未来の普通になることとして、時代をつくり続けていくことは、そう簡単じゃない。
未来の普通を、いまからつくり始めているということ、つまり、いまは普通じゃないんだということを、肝に銘じて動いていかないと。
今回みたいな「?」という空気というか、未来人が現代にタイムスリップしてしまうSFみたいな展開に、なるんだああ、っと。
僕が、いま展開している日本初の「アルビノ」コンセプトBar/Cafeを、東京・中野に爆誕させたい!というクラウドファンディング企画も。
まず、クラウドファンディング自体が、まだまだ当たり前にはなっていないということ。
そして、アルビノ自体もまったくもって、当たり前に認知されてはいないということ。
その場所が存在することがどれだけの意味を持つことか、を伝えきることは難しいネ。
これをわかって、それでも現代で、仕掛けていかないといけないんだよなあ、と。
…とはいえ、その「当たり前の未来」をつくるのが僕なのだとしたら、いま僕が挫けている場合じゃなくて。いまの僕がやらなければ、当たり前の未来が実現しないのだから、というタイムパラドクス的な思考で遊んでいたりもするわけですが。
誰もやっていないことなら、自分がやらなければ、実現することはない。
けれど誰も実現していないことをやるということは、未来の普通をつくるという壮大な挑戦であることも、知っておく必要がある。
―
いま、現代ではまだ、アルビノで幸せに生きる世界の実現を、信じる人は少ない。
その世界をつくろうとしている僕のことは、多くの人に理解されないかもしれない。
けれど、僕が笑われようとも、今回のようにスベろうとも(笑)。
僕がやらなければ実現しない未来のために、僕は生きてみようと思い続けられるだろうか。
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