フィンランドの伝統的なスポーツゲーム“モルック”を弱視の僕は見学してきました

弱視にモルックは難しい ネタ
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結論としては、小学生低学年から大人まで、みんなでワイワイ楽しそうでしたよ!

どうも!
アルビノで生まれつき弱視の39歳、粕谷幸司です。

モルックとは

一般社団法人 日本モルック協会によるとモルックは「フィンランドのカレリア地方発祥のキイッカ(kyykkä)というゲームを元に、1996年にLahden Paikka社により考案されたスポーツ」だそうです。

僕が最初に知ったのは多分、お笑い芸人のさらば青春の光の森田さんがテレビで紹介したりしていたのを見た時だと思います。

激しい運動というわけではなく、モルッカーリ(立ち位置)からモルック(棒)を投げてスキットル(ピン)に当てて倒す、というシンプルなゲーム的スポーツで。
体力や難しいルールを理解する必要もほとんどなく、子供から大人まで一緒に楽しめるのがポイントみたいです。

で、このモルックにハマってる友人に誘われたので…
アルビノで弱視の僕は喜んで見学に行ってきました

弱視にモルックは難しい

なぜ“見学”なのかと言うと。

モルックの遊び方は、基本的には上に書いた通り「モルックを投げてスキットルに当てて倒す」だけなのですが。
点数計算が少し変わってて。
簡単には「先に50点ピッタリになるまで得点した方が勝ち!」なのですが…。

1本だけ倒した場合]=スキットル(ピン)に書いてある数字が得点
2本以上倒した場合]=倒したスキットルの本数が得点
…というものなのです。

そして、投げるのはスキットルから3~4m離れたモルッカーリ(立ち位置)の内側から。

つまり書き直すと…
モルッカーリから3m以上離れた数字の書かれたスキットルを狙ってモルックを投げる、というゲームなので。

そんな遠くの数字なんて見えない弱視の僕には、なかなか難しいね!
…と、やる前に人生経験で悟っていた僕は、最初から“見学”のつもりで誘いに乗ったのでした。

モルッカーリからスキットルの距離感

出来ないわけでもないけれど…

もちろん、だからといって出来ないというわけでもなくて。
どのスキットル(ピン)が何点なのか、ガイドとして教えてもらえれば、狙って投げることも可能だとは思います。

ただ…毎ターン流れを止めて「12点のスキットルどれ?」とか聞くのは心苦しいというか。
みんなの楽しさにブレーキをかけるのが嫌なんですよねー…。

僕はそういう、リズムというかテンポは大切だよな〜と思う派ですし、普通の「見える人」より大変な思いをしてまでやるタイプでもないので。
はじめから見学するつもりでしかなかったです。

こういう思いは他にもたくさんあって。
例えばトランプでも、ババ抜き・ジジ抜きとか七並べとか、手元で見たりじっくりゆっくり楽しめるものは「出来る」んですが、スピードとか神経衰弱とか…パッと視認する必要があるゲームは「苦手」だったり。
ビリヤードも「次の球どれ…?」って時間かかっちゃうし、ボウリングすらわりと勘で投げてたりしますからねえ…。

とはいえとても楽しそうでした!

僕は楽しく見学していて。
その時は小学校低学年の男の子や女の子、そしてそのお父さんやお母さんがみんなでプレーしていたのですが。

本当に、年齢も性別も関係なく、わいわい楽しめているみたいでした!

少しずつ暖かくなってきて。
まだ気になるところもあるとは思いますが…、この春からはまた、外でみんなで遊んだり、したいものです。

モルック、弱視の僕にはちょっと難しいですが、みなさんにはオススメできそうです。

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