[日記]孤独とは

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孤独とは何だろう?と何度となく考えてきたけれど、そんなことを思う僕はいま、孤独の前に立っているのかも知れない。孤独を考えているいまにこそ孤独は存在する。

家族と暮らす人の前にも孤独は有る。学校や会社みたいな集団の中に居る人にも。そう孤独とは、一人きりになることじゃない。逆を言えば一人きりだろうと楽しく過ごしているのなら、そこに孤独は無い。

ただ、話したいことを話せる相手が居るかどうか。それは…「なんでも聞いてくれる人」ではなくて。そして「なんでも話せる人」なんて幻想でもなくて。関係性や立場や考え…、色々な条件が適度に合う「話したいこと」を「話せる」相手。

マンガなんかの悪者のボスは大抵、最終決戦でよくしゃべる。その瞬間に孤独から解放され、救われはじめる。正義について誰よりも考え続け、けれど本当にわかり合える仲間は現れず…、やっと話したいことを話せる相手(正義の主人公)と対峙できた時に、永く永く抜け出せずにいた孤独の闇から、解き放たれるのだから。

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