言葉にしないと生まれることのないもの。言葉にしてしまうことで失ってしまうもの。どちらが大切なのだろう。
人との繋がり、気持ちのやり取りは、言葉を交わさなければ生まれず、育むこともできない。けれどその分、失ってしまう危うさもある。
失うことがこわくて、だから何もしない選択をすることもできる。けれど…それでは何も無くて、誰もいない。喜び合えることもなく、分かち合えるものもない。
「ケンカをしよう」とは思わない。ぶつかり傷つけ合うのは本当に嫌だから。けれど、ケンカをしないように近付くことをしないのならば、それは…繋がってすらいない他人と一緒なのではないか。
思うところがある。言葉にしたいことがある。
ぶつかるのは嫌だし、失うのはこわいけれど。
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