40歳を機にまた決意してみる

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人生で何度目になるかもうわからない。

仕事に就く時だって、その時は本気で「この仕事でずっとやっていくぞ」と思っていた。
けれど大体、従事してみると…色々な理由で、無理だーと思って辞めてしまう。
情けない自覚はもちろんありながら、それでも「生きているのがしんどいくらいの場所なら(部活でも学校でも会社でも)辞めちゃえばいい」と思うタチなので、仕方ないなー辞めたいと思う環境だったんだもんなーという気持ちに嘘はなく、社会的にダメだなーと知りつつ、仕方ねえじゃん、と割り切っている。

そんな僕がこのたび、40歳の誕生日を機に、また禁煙をすることにした

今回の禁煙に、大きな目的や理由は無い。
煙草なんて体に悪いのは百も承知で、いやむしろそれだから吸っているようなところがあったわけだし。

「体に悪いから」がヤメる理由にならない僕でありながら、さらに言えば今年のはじめから、加熱式に切り替えていた。

加熱式のものにしたのにも大した理由はなく…、しいて言えば愛用していたジッポライターのオイルが切れて、買いに行こうかと思った時…「加熱式ならライターそのものが要らないのか、楽だな」と思ったくらい。
あとは、火をつける紙巻きのいわゆる煙草とは違って、燃やさないからタール(いわゆるヤニ)が無いので煙くない、室内だとしても汚れない、灰が出ないから火事の心配もほぼ無い…とかそれくらい。
加えて言えばニコチンもかなり少ない。

愛煙家としては、なんとも軽いというか、もう「(加熱式にするくらい)ならヤメれば良いじゃん」と考えるところまで来ていた。

けれど、長らく続いてきた習慣から、薬物的というよりは精神的に「吸いたい」という依存が無くなることはなく、まあその段階では無くそうとも考えてなく。

煙草が嫌われる理由のトップにある「臭い」「体に良くない」「印象が悪い」ような理由は、加熱式になるとかなり軽減されるので(※ゼロにはならないが)、逆に言うと火をつけるモノの時より「ヤメる理由」も一緒に軽減されてしまったというのも正直なところ…。

さらに言えば「喫煙者が嫌い」という人は一定数いるものの「喫煙者だから好き」という人はあまり多くない事実は知っている。
平たく言えば「愛煙家はモテない」という。
その理由を痛感し始めたころにも禁煙をしてみたことがあるけれど…、特にモテなかった。
…煙草を吸わないからといってモテないヤツはやっぱモテないのだ。現実。

と…、書けば書くほど「今もう加熱式なんだし誰にも何も言われてないならヤメる必要もないんじゃないの」と思えてしまって困る。
逆に考えると、ここから禁煙してストレスになって日常がツラくなる方が実害ではある。

それでも僕はまた禁煙する

先に書き連ねたように…、大きな目的も理由も、無いのだけれど。
口実としては「1日1箱(500円)が節約できる」とか。
…いや、そんなのも、今まで値上がり続けるのを知って吸い続けてきたんだから理由にならない。

揺るぎないのは…僕が何か前向きな変化を求めているから。

今や筋肉芸人としても成功しているマヂカルラブリーの野田クリスタルさんが「筋肉は、努力しただけ結果が出る。どれだけ頑張ってもウケるかわからない、売れるかわからないお笑い芸人にとって、やればやっただけ結果が出るのは最高に相性が良い」みたいなことをどこかで言っていた気がする。

僕はそのコメントに痛く感動して。
僕も今、何をどれだけ頑張っても結果が出るのか成功するのかわからなすぎるところにいる。
「禁煙したから何がどう」ということが無くても、先ずは明らかに「月15,000円の出費が減る」だけでも結果が見えるのだから、それならやってみる価値はありそうだと思った。
そう、とにかく「自分が変化する」ことが「楽しい」から、今やりたい。

ちなみに、同じような理由で今年のはじめにダイエット企画をやったのだけれど。
年齢もあって、さほど効果が出ないわりに身体が悲鳴を上げたこともあり、また周囲の反応が無さすぎて、ものすごくがっかりして。
もう40歳を迎えるこれからは本当にダイエットとか考えなくていいや、と思うようになった。

過去の経験から

先ず僕は「誰にも何も言わず影で努力をする」のが向いてない。
だって、サボっても誰にも怒られないし、結果が出てもさほど褒められないし。

それよりは、自分を奮い立たせるためでも大いに公言し、内心「みんなに宣言しちゃったから挫折したら恥ずかしいな…情けないな…」と思う自分を利用した「有言実行タイプ」が向いている。

なのでまず、こうしてブログを書いている。
(サイト内検索をすれば、僕が過去に何度も書いた「禁煙宣言」が出てくるけれど見ないでいただきたい)

既知の「禁煙すると起こる良いこと」

手元に残っている、過去の禁煙の際のメモを見てみると思い出してくる。

【臭くなくなる】
最近の加熱式のものはともかく、いわゆる火をつける煙が出るタバコは、ニオイがつきまくる。知ってた。
禁煙をすると、服からだんだんとニオイが消えていき…、部屋からも少しずつニオイが消えていき…。
衣類、寝具などを一通り洗濯し終わると、かなりの「ニオイが消えた実感」を得られる。
…とはいえカバンとか靴とか、探るとあらゆるところにニオイがついていたことに気付く数ヶ月間があるけれど。
元々、禁煙前には気になっていなかったニオイが、なくなっていくことによってあったことに気付くという不思議な感覚。
あと指ね。加熱式のものは関係ないけど…、手というか指が、基本的にずっと臭かったな…。それが無くなるのは絶対に良いこと。
それでいうと…口臭もあったなー!知ってた、けど見過ごしてた、息とか口とかのニオイも。
だから…これからキスをする機会があるとすれば、相手にとっても素晴らしく良いことのはず!
その機会があればさ。

まあ…それまでに出来ていた人間関係は「気にしないよ」という人たちばかりなので…、人生の途中から禁煙しても人間関係に変化は無いような気もするけれど。
(「禁煙したんですかー!じゃあ友だちになりましょう〜」なんてことは起こらない)
そして、加熱式にした現在では、服や部屋や口や息のニオイが…まあ無いとは言わないまでもかなり減ってしまったとは思うので。
さらに「加熱式を禁煙したところでニオイに変化は無さそう」と、思ってもいる。

【歯がキレイになる】
完全に戻るというわけでは無いだろうけれど、やはりヤニ汚れが消えていくのは嬉しい。
…加熱式に切り替えた段階で、これも大いに動機としては薄れてしまったのだけれど。
喫煙者は歯の汚れがキツい。で、気にしている人は歯磨きをよくするかわりに歯茎を傷つけてしまっていたりする。
これは、禁煙をした方が絶対に良いことの1つに間違いない。
…まあ加熱式だと気にならないのだけれど。

【身軽になる】
昔のことなのだけれど…、自販機で買うことも多かった頃は「煙草の箱」と「ライター」、「携帯灰皿」に「現金」と「taspo」も(お財布で)持っていた。
それが禁煙すると、持ち物が激減して身軽になる嬉しさは大きい。
最近ではキャッシュレス決済スタイルを推進している僕だから、財布などは持たなくて済むようにしていたりするので…、もう、禁煙さえすれば、外出する際にスマホしか持たなくて良いなんて最高。
これは加熱式にしたって、やっぱり箱・デバイス本体をどうしても持つ必要があったし。
手荷物を減らしたい民にはハピネス。

【節約になる】
それはもちろん、煙草そのものを買わなくなることでもあるのだけれど。
僕の場合は、近所のスーパーには好きな銘柄が無かったこともあり、煙草を買いにはコンビニへ行っていた。
…しかしコンビニはとても上手く出来ていて。行ったからには何か、新商品とか買いたくなってしまう。
ついつい…、スーパーと比べると割高なのは知っていながら、お菓子やらお弁当やらを買ってしまっていた。
それが、コンビニへ行かなくて済むようになると…、飲食物すべてスーパーで揃えられるようになるので、500円/1日1箱だけじゃない、複合的な節約にはなる。

【とにかく暇で整理整頓とか掃除とか捗る】
これは、先に挙げたニオイ案件とも関連するのだけれど。
禁煙をすると、煙草のニオイ残りがイライラしてしまって、消したくて仕方なくなったりする。
なので、季節もの関係なく、まず全部の衣類を洗濯したくなったりする。
その流れで、部屋中をひっくり返したりして、あと灰皿・ライターなどの喫煙具も思い切って捨ててみたりして。ついでに、ヤニの付いた紙類も捨てたくなったりして…。
気付くと大掃除のようなことをしていた(僕は)。

【寝起きが良い(かも)】
禁煙の直後の数日は、目覚めのルーティンが無くなったせいか、全然起きられないような気がしたりしたけれど。
身体が慣れてくると、眠りも深くなり、寝起きも良くなるように感じたりした。
これは…加熱式に切り替えた現在で、どれだけ効果が出るのかわからないけれど。
少なくとも火をつける例の紙巻きは、禁煙すると血流とか呼吸とか色々と改善されることから、睡眠の改善が見込めるそうだ。

【体調が良い(かも)】
これも…、加熱式でニコチン0.1mgがどれほどのものか、わからないのだけれど。
禁煙をすると「肌の調子が良くなる」とか「身体が軽く感じる」とか、なんか色々言われる。
そんな効果が、過去の禁煙で出たような気もするし、そうでもないような気もする。
まあ、実感するのかどうかは置いておいても、禁煙したら身体に良い、とは信じる他にないだろう。
なにせ、喫煙は健康に悪いのは間違いないはずなのだから…。
(それすらエビデンスから疑い始めたら…一生答えが出ない)

【行動範囲が広がる】
…とはいえ近年では、本っ当〜に吸える場所は少なくなったから…。
昔の「禁煙の飲食店にも行けるーわーい!」みたいな感覚は、逆に現代では少ないかも。
そもそも、昨今では「とこでも吸えない」から。
愛煙家は我慢しているとはいえ、行動範囲としては特に禁煙しようが大差はないような気もする。

【暇すぎて筋トレしたくなる】
…言うほどではないけれど、とにかく食っちゃうから太るのが気になりはするので。
手持ち無沙汰の有り余る時間を使って、ちょっとした筋トレくらいは出来るようになる。
ここで筋トレにハマることが出来ると良いスパイラルで。
身体が改良できる喜びで、禁煙も筋トレも頑張れるようになる。
(まあ…概ねすぐ飽きてただ太り続けるだけの流れになりがちだけど)

そして「禁煙すると起こる悪いこと」

同じく、手元のメモを見返すと、思い出せる弊害がある。

【ニオイが(逆に)気になり始める】
香水や柔軟剤でニオイを纏っている方の感覚と似た、タバコのニオイでかき消されていた自分の特有のニオイとか、周りの人のニオイとか、色んなニオイが気になり出す。
自分の汗のニオイが、煙草で燻された煙のニオイではなくリアルな体臭であることに気付いて、少し落ち込んだり。
自分がニオイを纏っているから見過ごせていた、他人の体臭とか特有のニオイが、ちょっとイラッとしてしまってそんな心の狭い自分にまた落ち込んだり。
…僕のことをニオイが嫌で嫌っていた人から、嫌われ要素が減る(好かれ直す)というのはあるのかな?…無いよな。

【食べすぎて太る】
1本につき10回だとして、1日で100回〜200回とか、キスをするように吸っていた習慣をヤメると、当然かなり口寂しい。さらに、味覚も回復するので食べ物が美味しく感じる反面、ものすごく食べたくなる。
だからわりと自然に太る。
ただもうこれは諦めるし(気を付けはするけれど)、実際もう年相応に肉が付くなら仕方ない。
もちろん、禁煙により太りすぎないように、食事を管理したりストイックに運動を始めることも出来るのだけれど…、すんごいストレスになることを知っている。
だから、これからは無理をしないことにした。
きっと、食べすぎて太ってしまうけど、禁煙してるんだからもう仕方ない。

【時間を持て余す】【息抜きができずに疲れる】
起きて先ず一服…という習慣が無くなると、途端にどうしたらいいかわからなくなる、
また日中の、息抜きのタイミングも見失う。
メリハリが無くなるというか…これは言い訳なのだけれど、喫煙者は50分集中して10分休憩、のようなリズムを持っている人が多くて。
だからこそ「作業中にボーッとする」ことが少なかった(と思っている)。
ニコチンなどにどんな作用があるのか詳しくは知らないけれど…「次の(煙草)休憩までは全集中できる」と僕は感じていた。過集中だったかもと思うくらい。
なので禁煙をすると…、作業を始めてから「どこまで集中すればいいか」がわからなくなるのがとてもツラい。
休憩と集中の切り替えタイミングがわからなくなるのだ…。

吸わない人が「謎のお茶休憩」をしているのが僕には理解できなかった。
雑談している小休憩なんて、僕ら喫煙者からしたら「サボり」だと思っていたけれど…、それは反対に「煙草休憩なんてズルい」と言われている自分らの姿だったんだよな〜と、立場を変えてから気付いたりしたものだ。
そして…いざ作業中に「お茶休憩」をしてみたりすると実感する。
「休憩を切り上げるタイミングがわからねえ!」
煙草なら、吸い終わったら休憩も終わり、とメリハリがあったのだけれど…、ああ〜、だから給湯室の雑談タイムとか、いつまでもダラダラと…。

【お酒を飲むとたまらない】
歴の長い僕なんかになると、お酒と煙草はセットでもあった。
なので、お酒を飲んで酔い始めると「そろそろ吸いたい」と身体が(脳か?)気付くというか思い出してしまう。
最近では、僕は無理に飲んだり、飲みすぎたりしないように気を付けているのだけれど。
昔、人付き合いで無理して飲みたくもない酒を飲みすぎていたころは…、煙草でなんとか意識を保っていたような感覚があった。
まあ、昔は昔、今は今。
そんなに飲みすぎないようにしているから、程度は軽いけれど…、心地よく酔い始めると、癖で一服したくなるような気がする。

【夢を見るほどの離脱症状】
これは経験していて、とても苦しいけど仕方ない。
起きてる時は大丈夫になってきた頃、ふと吸っている夢を見たりする。
「あ〜吸っちゃった!」と目を覚まして、夢だったかと自覚した後に…「あ〜吸いたい…」と強く思ってしまったりする。
これは、他の何かにたとえるのが難しいかも知れないけれど…、たとえば別れた恋人の夢を見てしまう感じなのかも知れない。
どうしようもない、仕方がないのだけれど…、完全に忘れ去れる時が来るまで、いやもしかしたら一生、ふと思い出してはため息を吐くのかも知れない。
ここに恐ろしい依存性を感じ、ただ受け入れ、一生付き合っていくしか無いと、腹を決めるしか無い。

実際に、今回の禁煙を始めて4日目には、ものすごい悲しい出来事と共に、街中を這いつくばって吸おうとする酷い悪夢を見た…。

【暇だからイライラした(かもしれない)】
依存症状でイライラするのもあるのだけれど、気持ちが落ち込むのを立て直せなくてツラい気持ちもする。
たとえば…仕事でちょっとイラッとすることがあったりすると、今まではとにかく喫煙所へ行った。
大体は、ベランダなり非常階段なり、喫煙所は外にあるので…、空を眺めて、深く呼吸をして…という一服の時間が、気持ちを落ち着けたり切り替えたり出来ていたように思う。
けれどこれは…、禁煙をすると無理なので。
消えないイライラをどうすることもできず過ごす日々が、ある程度長く続く。

今回の禁煙では、積極的にお茶休憩を繰り出すようにしているのだけれど。
これは…嫌なことがあった時の気持ちの切り替えにはやっぱりならない。
ああ…非喫煙者は、日常のちょっとしたイライラを、どう処理しているのだろう。
強えな。

【大好きなテレビドラマ・アニメがツラい】
シリアスな作品とか見る時、僕の気持ちを落ち着けるために吸っていたりしたのだけれど。
そのソワソワした気持ちをどうにも出来ないのがキツかったりする。
人の生き死にが深いテーマのドラマや映画で、または恐ろしい事件などを題材にした作品で、ぐーっと心をえぐられたような時、吸いたいと思ってしまって苦しい。
あと何より、作品の中でキャラクターが良い感じに吸っているのを見ると…それがすごくツラい!
演出的なアイテムとしての煙草…良いんですよね〜知ってるんですよね〜。
でも禁煙中は、本当に見るのがツラい。

【眠い!と感じたら抗えない】
これも本当に、自覚あるんだけれど…。
眠くて仕方ない時には、喫煙することで乗り越えてきた。
僕は、本っ当〜に、かなり眠いタイプなので。
今は会社に出て事務作業をするような生活ではないけれど…、定時の中で、眠くて仕方ない時は…、皆さんはどうしているのでしょうか?
喫煙者は、ある程度は喫煙所で眠気を覚まして帰ってくるのですが…、うーん。

【うまくいかないこと全部禁煙のせい(だと思っちゃう)】
断薬のようなものなので、仕方ないのですが…。
思考がうまく働かないなーとか、テンションがイマイチだなーとか、もう全部が禁煙のせいだと思えてきてしまう。
「禁煙してるからうまくいかないんだ」→「禁煙をやめれば色々とうまくいく」と、考えがちになってしまう。
で、プラシーボ効果でもあるのだろうけれど、先に書いたように、たとえば眠気を覚ませるとか、作業のリズムにメリハリが生まれるとか、そういう事実があるにはあるから…、結局「吸っていたほうが好調だ」と思ってしまう…。

【喫煙者とギクシャクする】
まあ昔の話ですが。一緒に飲みに行ったりする人たちが、喫煙者だったりすると「なんで禁煙するの?」「なんかゴメンね」「…吸っちゃえば?」なんて言ってきて、禁煙したいこちらの気持ちをイジって来たりしていた。
当時は、そういうややこしいやり取りが嫌で、イライラしたのを憶えている。
今回は…、最近は一緒に飲みに行く人もいなくなったし、そもそも周りに喫煙者が少ないし。
この点は大丈夫そう。
時代が変わったね。むしろこれから先で考えると…、喫煙者コミュニティの方が圧倒的マイノリティなのだろう。
だから…、僕が禁煙して、喫煙者と共に過ごす時間が少なくなるのだろうとは思うけれど、元・愛煙家として、少しは優しくしてあげたいな…と思わなくもない。

【おしゃべりが止まらない】
これは、今回の禁煙で初めて気付いた。
お食事に行って、飲みながら食べながら…、僕、ずっとしゃべってた。
喫煙者だったころはある程度、火をつけて吸っている間は会話のペースというかテンポを落として、深く呼吸をしている「間」が生まれた。
また、店内で吸えないお店では、外の喫煙所に出たりで離席していたから、その間は会話が止まっていたりもした。
それが…、先日は、僕が禁煙していたこともあり、良いお店だったこともあってか、2時間半の滞在中ずーっとしゃべり続けていた僕がいた。
自分でも…少し引くくらい。
これは、まあ会話が好きな相手ならむしろ良いことなのかも知れないけれど。
しゃべりすぎるというコミュ障、ちょっと、気になっている。

一応の対策も考えた

そんなこんなで、良いことも悪いこともありながら、禁煙をすることで大いに変化が訪れる確信はある。

その中で、これまではすべての行動を喫煙というチェックポイントで繋いでいたところがあるので…。
「新しい自分に移行する」ための、代替を用意しなきゃと思って。

麦茶

1)麦茶
直接的な代替というのとは少し違うのだけれど。
人は1日に2リットル以上?3リットル?…とにかくかなりの量の水分を摂取していた方が良い、とかいう説もあって。
正直そんな量、かなり強めに意識しないと飲めないだろ!と思いながら。
「あ、1時間ごとに煙草を吸っていたリズムに置き換えてみたらイケるかも?」と考えてみた。
でも、ジュースとかだと糖分がヤバそうだし、何より結局お金がかかるとも思ったので。
今回の禁煙を決めた段階で、水出し麦茶を冷蔵庫に常時つくっておくようにして、ほとんどずーっと、麦茶を飲みながら過ごすようにしてみている。
で実際、朝にコーヒー1杯、牛乳1杯を飲み、寝る前に乳酸菌飲料を1杯飲む、その間の日中に、麦茶だけで2リットル近く飲んでいる。
そして、めっちゃトイレに行くようになった。

2)グミなどお菓子
これは本当に「口寂しさ対策」として、生活に取り入れてみた…のだけれど。
あればあるだけ食っちゃうので、危ういと思った。
そしてしばらく経つと、禁煙の口寂しさにも少しずつ慣れてくるので。
お菓子系は、どうしても!という時に、ご褒美というか、鎮痛剤のような感覚で、時々なら食べても良いよ、という自分ルールになりつつある。


…しかし。
本当のところ「代わりになる存在」なんて無い。
それも知っている。煙草や酒のような、嗜好品として一応、大人には法律で許されている身体に悪いモノなんて…、他に見当たらない。

僕の場合、これまでの禁煙チャレンジから…もう一生「嫌いにはなれない」と思ってる。
しばらく吸わずに過ごして、なんとなく大丈夫になってきても…「でも吸いたいな〜」とは思い続けてしまう。
きっと一生「吸いたいな〜」と思い続けながら暮らしていくと思う。

なので究極…「たまに吸って良い」ことにもしている。

実際、このブログを書き始めてから丸4日禁煙して、2箱吸って、また丸4日禁煙して、今さっき1箱買ってきた。
非常にユルい。けれど、悪くもない。
ほぼ毎日1箱だった僕が、2週間で3箱くらいになったのだから。

そして、今回はこれまでと違う感触がある。
ここしばらく、加熱式にしていたから、そもそもニコチンの摂取量が相当少なくなっていたのだろうし。
ニオイについてもすっかり無くなっているのを実感しているし。
4日間の禁煙期間も、口寂しさはあるけれど「我慢できなくもない」感じで乗り越えられていた。

自分に負荷をかけすぎないようにと「たまに吸って良い」ルールがあることで、気持ちが楽になっているし。
かなり落ち着いて「どうしても無理?」と、自分の吸いたい衝動と向き合えるようになっているのも実感している。

このままいけば、日常に変化が訪れて、他にも楽しいことが見えてきて、発信活動やらSNSでの交流やら色々とやることに喜びをより感じていければ…。
1ヶ月でも、半年でも1年でも「吸わなくても別にいい」ゾーンに入っていけると思っている。

それでもまあ…ずっと「(加熱式なら)また吸っても大したアレじゃないよ」と思い続けるので。

ずーっと禁煙をしていくことにして
「ヤメました」と言えることは無いだろうけれど
愛煙家ではない僕に進化をしていきたいなと思っています。

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