動画サブスク配信サービスに起きている動きが気になる

気になった
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2018年4月に、TBS・テレビ東京・WOWOWの合同動画配信サービスとして開始したParavi(パラビ)は、2023年7月にU-NEXT(ユーネクスト)と統合し、そのコンテンツをU-NEXTに移管する形となった。

U-NEXTとParaviがサービス統合。TBS、テレビ東京の人気コンテンツ約1万エピソード以上をU-NEXTで配信開始!
株式会社 U-NEXTのプレスリリース(2023年6月30日 15時00分)U-NEXTとParaviがサービス統合。TBS、テレビ東京の人気コンテンツ約1万エピソード以上をU-NEXTで配信開始!

2007年6月にGyaO NEXT(ギャオネクスト)として開始し、U-NEXTと名前を変えながら運営されてきたサービスが、TBS・テレ東・WOWOWの強力タッグで誕生したParaviを吸収した形になる。

ちなみにGYAO!本体は、2003年から運営されていた「Yahoo!動画」と、2005年からUSENにより運営されていた「GyaO」が、2009年に統合されて生まれ…「将来性が見込めない」的な理由から2023年3月にサービスを終了している。

その一方、2011年からdビデオ、2015年からdTVとして運営されていたNTTドコモのサービスは、2023年4月よりLemino(レミノ)と名称を変更していたり。

先日は、サービスの統合とは異なるものの、Huluディズニープラスの「セットプラン」なるものが発表された。

Huluとディズニープラス
Huluとディズニープラス、初のセットプランを7月12日(水)から提供開始
HJホールディングス株式会社のプレスリリース(2023年7月12日 04時00分)Huluとディズニープラス、初のセットプランを7月12日(水)から提供開始

ちなみにHulu(フールー)は、2011年に日本でのサービスが開始され、2014年から日本でのサービスは日本テレビの子会社であるHJホールディングスによって運営されている。

気になるのはTVer

テレビ局がそれぞれ…、テレビ朝日の「TELASA(テラサ)」や「ABEMA(アベマ)」、テレビ東京には「テレ東BIZ」、フジテレビは「FOD」、TOKYO MXも「エムキャス」などなど…、少しずつ形を変えながら個別化したりする一方。
Netflix(ネットフリックス)やAmazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)など、独立系の配信サービスも大いに盛り上がっている。

まさに群雄割拠の現代で…今期、少し気になったことがあった。

読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『CODE-願いの代償-』が、TVer限定オリジナルストーリーを配信しているのだ。
…Huluを差し置いて!?

確かに、近年ではテレビはリアルタイム視聴の他に、ハードディスクなどでの録画や、上記のようなサービスでの「見逃し配信」などそのスタイルが多様化していて。
以前のようにテレビ欄で1台のテレビ画面の視聴時間を獲り合っていた時代とは違い…自由なタイミングで自由な場所で番組を視聴できるようになったので。

やたらと「TVerではお気に入り登録を!」と強くアナウンスされるようになったなーとは、感じていた。
風潮として、TVerでの再生数がものすごく重要視されていて、ともすればこれまでのビデオリサーチ視聴率を越えるくらい業界内での指針となっているのかな…と、感じたりしていた。

けれどまさか、この作品が「Huluへの流入」よりも「TVerでの再生数」に振ったのには驚いた。
もちろん、ドラマが進んでいくにつれ主軸をHuluに移していくことは考えられるし、アナザーストーリーやアフターストーリーなどをHuluオリジナルとして配信する可能性は大いにある。

…と、調べながら書いていたら。
テレビ東京のドラマ『なれの果ての僕ら』もまた、TVerでオリジナルストーリーを独占配信しているのに気付いた。

そういえば最近では、そもそも「TVerオリジナル番組」も存在する。

これは…もはや新しいチャンネルという位置づけにもなってきているかもしれない。


ちなみにTVerは、在京民放キー局5社と、在阪民放5社、広告代理店4社が共同出資したサービス。
アンテナ線にテレビを繋いでいない、またはテレビを持っていないという人でも、インターネットさえ繋がっていれば無料で地上波テレビ番組を視聴できる感じの配信サービスで、他の有料サービスとは違いCMが入る。

TVer - 無料で動画見放題
TVer(ティーバー)へ、ようこそ。TVerにあるテレビ番組はすべて無料!最新話から過去人気番組まで見放題!

…つまり、究極を言えば「電波を受信してリアルタイム視聴する」従来のテレビとは全く別の「インターネット通信で好きな時に視聴する」新しいテレビのスタイルをつくっている。

さすがに地上波とは比べ物にならないとは思うものの、一応、制作費となる広告(スポンサー)収入もCMを入れることで生まれ、民放各局が協力し合っている体制もあり、視聴者全体の生活スタイルの変化から見える将来性からも…、このプラットフォームを大切にするのは必然とも思える。

そして、TVer→地上波、地上波→動画サブスク配信…と、とにかく広告費ないしは月額料金で放送局も積極的に収益を生む流れをつくらなければ…という意欲、というか生存競争があるのは確かなのだろう。

そうして変わり続けていくテレビ業界、動画サブスクサービス界隈。

昨今では「配信サービスオリジナル」の番組が先行して生まれ、テレビの地上波で後日放送されることもある。

良し悪しではなく冷静に、時代の過渡期に生きている僕らは、その行く先を見守っていたいと思う。

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