2012年12月31日。気づけば大晦日。
毎年、思うんだけれど。
師走とはよく言ったもので、12月ってなんだか忙しなくて、アッという間ですね。
今年も、なんだか色んなことがありました。
たくさんの方に、ありがとう。
僕こと、アルビノ・エンターテイナー:粕谷幸司の2012年を、ただ振り返ってみる。
そんな個人的ブログ記事の極み!を、やってみます。
印象深かったことを、とにかく列挙するのです。
お暇な方、粕谷幸司に少しでも興味をお持ちの方。
どうぞマッタリと、ご覧ください。
[2012年1月]
NPO法人マイフェイス・マイスタイルで、楽しいことを考えていた。
僕が出入りしている「見た目問題」解決NPO法人マイフェイス・マイスタイルが、1月から活発でして。
「トークライブをライブハウスで賑々しく楽しくやろう!」とかなんとかいう口車に乗せられて、【しゃべる!「見た目問題」“親”年会】なるものに登壇しましたり。
後述する大阪でのイベントについても考えたり。
…正直かなり地味で地道な活動を、ひっそりコッソリしていました。
[2012年2月]
…結局MFMSくらいしか出来なかった。
大阪にて開催された企画展【「見た目問題」ってどんな問題? ~顔の差別と向きあう人びと~】というのの、写真展会場づくりをサポートしてみたり、シンポジウムの際には進行アシスタントとして登場してみたり。
…いろんなところに行ったりしたけれど。
なんだか混迷していたというか、ボヤボヤしていて特に何も残せていない、不甲斐ない時期。
「うるう年に、雪が降った!」…くらいしか残ってないんです、本当に。
キッツいなあ。
[2012年3月]
…それでもMFMSくらいしかなかった。
どんだけ、僕はなにも成し得ていないのかと、本当に自戒が尽きません。
いや、とても素晴らしいことに、NPO法人マイフェイス・マイスタイルの方では、自身が「バセドウ病」だと公表されている声優:宮村優子さんにインタビューしてきました!っという、大きな出来事があったのですけれども。
苦しい。僕が、なにもやっていない。
[2012年4月]
人に会ったり、動いたりした、のだけれど。
大学の先輩夫婦の家に遊びに行ったり。お花見したり。
『劇場版 SPEC~天~』を観てちょっと盛り上がったり。親友と飲んだり、就職活動してみたり。
いろいろあった。動いてはみた。けれど…、ううん。実をなさなかった春、だったかなあ。
[2012年5月]
KASUYA.netを始動!粕谷幸司も始動!
正直、エンジンかかるの遅いわー自分!
いや、吹かしてた。いつでも発進しようとは思っていたんだけれど。
とにもかくにも、やっぱり「動かなくちゃ!」という意気込みが湧いて。
現在の、粕谷幸司の拠点:KASUYA.net(当ブログ)を動かし始めました。
これは…まあ、些細な事なんですけれど。
僕にとっては、例えば大人の一輪車企画なんかを動かすためにも、とても重要な一歩だったのです。
ここから、焦燥感をまといつつも踏ん張っていく粕谷幸司が、本格始動したのです。
[2012年6月]
就活、じいちゃんの一周忌、珍しい仕事。
生活は相変わらず切迫し続けていて、就活もちょこっとやりました。
(そしてズバッと落ちました)
祖父の一周忌もあり、マジで自分なんてクソみたいな人間、どうしたものかと凹んだ時期でもありました。
けれど、妙に変化に富んでいた時期でもあり。
MFMSではない別のNPO法人から「とあるセレモニーのゲストスピーカーとして話してくれないか」と頼まれたり。
友人カップルの結婚式2次会のなんやかんやを頼まれたり。
中学校の恩師から、突拍子もない、けど面白い仕事を頼まれてみたり。
なんだか、まったく予期していない展開がバタバタっと起こった時期でした。
[2012年7月]
激しいアップダウンと、新しい自分。
何はともあれ、はしゃいでいたら携帯電話を落として失くすという、僕にとってはとんでもない絶望を味わった7月(あきらめのつくところまで参照)。
ですが、別のポイントとしては面白く、新しい自分が芽吹きはじめた時期でもありました。
アルビノ(アルビニズム)についての記事を、このブログで公に記事にし始めたのも、実はこのあたり。
それまでは、特別なにかある時にこそブログ記事にしてみてはいたものの、積極的にアルビノを記事ネタにしようとは思いませんでした。
それよりは「粕谷幸司」という存在をたくさん露出しようと、がんばってましたから。
けれど、このあたりから。少し僕の考えに変化がありまして。
「僕は、このアルビノを悲劇にしない。」という自分でつくったフレーズを再認識して。
僕の僕らしいアプローチで、アルビノを記事ネタにしていくことは、なかなか面白いことであって、さらには僕こと粕谷幸司という人間のプロモーションにも繋がるんじゃないだろうか、と。
そんなことを強く考えていた、大事な時期でした。
[2012年8月]
写真で攻めた!29歳のはじまり。
お誕生日のあたりから、僕、PENTAX K-01で写真はじめてみました。
とてもとても、すごくすごく楽しくて!
またひとつ、新しい僕をはじめた気がしたり。
アルビノの日本人モデル in 写真素材 足成を公開したのも、この時期でした。
事前に打ち合わせ、撮影をし、さらに扉ページ用の文言なども練ったりして。
とても丁寧に、コラボレーションさせてもらった大切な企画でした。
今でも、さまざまな方がご覧くださっているようで。
とても嬉しく思います。
[2012年9月]
中澤まさとも、平居正行との共演が心底!楽しかった。
本当に、本当に、『Alliance Vol:03-Reading Live-』あざっした!
楽しかったです。
Project One-Sizeというユニットを立ち上げてから6年目にして初めての、全員共演。
モノづくり、演技論、パフォーマンスについてのこだわりなどを揉みあいながら、誠心誠意お客様に向けて出した僕らの作品。
印象深さ、この上ないです。
…たぶんきっと、来年3月あたりに、またこういうのに出ます。
[2012年10月]
はずみで動いたら、もっと転がった!
ちょっと遊びが相当な面白さを産んだ時期。
素人?声優?「せーちゃん」という人の声が、えらい気になる。という記事を書いて、ただホゲェ~っとしていたら、なんと本人からコメントをもらったりして。
ニコ生はじめます!…いつにしようかな。とか言いながら、とりあえずやってみたら、案外たくさんの人が見てくれたり。
情けない話「正直、食うものに困ってます」みたいな話を、USTREAM番組『ヒロコヴィッチの穴』でポロリとこぼしたら、食材を送ってくださる方がいたり。
大学時代からの親友の、結婚式披露宴でスピーチや映像を頼まれて「やるやる!」と、精を出してみたり。
兄の結婚式の映像も「やるやる!」とは言ってみたものの、思ったよりも少し、タイヘンだったり。
はずみでGO!してみたら、思いがけず面白い方向へ転がったりした時期でした。
[2012年11月]
盛り上がったので、落ち着いて考えごとをする。
前月にワッと盛り上がったので、ちょっと落ち着いてみたころ。
アルビノについて(2012年11月)という記事で、自分の思うところを急にまとめてみたりして。
また、相方である中澤まさとも、平居正行が、それぞれ舞台などに出演していたので、それを観に行ってみたりして。
考えごとがモリモリと、僕を大きく強くしていく、ような気がしていた時期です。
[2012年12月]
散在していた思想が、ひとつの確信に集約されていく。
アルビノな彼氏と付き合う女子高生からのメール(前編)。
そしてアルビノな彼氏と付き合う女子高生からのメール(後編)が、公開できたのは大きな出来事でした。
前記の通り、僕が「アルビノ」を記事ネタにするほど、自分の中でのアルビノを表にコンテンツとして出し始めたのは今年のこと。
そこから、スルリと展開が広がって、こういうカタチとして発表できたのは、とても僕にとって“面白い”出来事だったのです。
あとは、サンタコスプレを始めたのも、今年の出来事としては少し印象的だったかも(笑)。
(粕谷幸司 画像ギャラリー | Project One-Sizeに、ひっそり上げておきました)
12月は特に、自然とこれまでのまとめを考えてしまうので。
自戒のようなところから始まった今年が、少しの勇気や、たくさんの人の支え、そして己の信念や夢によって変化してきたことに、ふと自分自身で気づいたりして。
とても穏やかに、それでいて野心的に、これまでのことからこれからのことへ、思いを馳せている昨今でした。
…もちろん。
ここには書いていないけれど、何件かプロフィールを送って落ちたり、就職活動もトライしてみては敗れたり。
いまや当たり前のようにやっているけれど、実は毎回、ちゃんと真剣にやっているようなことだって…。
毎月1日・11日・21日(+31日はおまけ)で、インターネットラジオ(Podcasting)粕谷幸司の「ゲスト中澤まさとも」ver.平居も、休むこと無くやり続けてますし。
(メッセージを送ってくれるファンもいてくれるし!)
そもそもProject One-SizeのWebサイト、例えばプロフィールや最新活動情報やらも地味に更新作業していたりするし。
毎週水曜日には、MFMSのメールマガジンを出したり、USTREAM生放送をしたり、そもそもWebサイトもかなりの量を僕が書いていたり。
MFMSで言えばそれ以外にも、講演会に立たせてもらうこともあるし、twitter(@mfms_official)を動かしたりもするし、企画もつくるし、取材にも立ち会ったりするし。
ときどき恋をしたり失恋したりもするし。
粕谷幸司 as アルビノのtwitterがどんどん面白くなったのも今年からだった気がするし。
結局は、とても面白い年でしたよ、2012年。
だから本当に、やっぱりありがとう。
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